電気のセーフティ&セーブ 石井電気管理事務所

SAFETY&SAVE on electricity

業務内容「情報化時代の電気管理」

  • 情報化時代の電気管理
  • 電気を安くする電気管理
  • 安全を守る電気管理
  • デマンド・コントロール

動力用変圧器と電灯用変圧器のB種接地を共用した場合の問題点

動力回路が漏電して、100V機器に異常が起こったことがありませんか。
私は、プラスチック成型工場で成型機のヒーターが漏電して、ラック倉庫システムが狂ったり、パソコンにノイズが入ったりする現象やマーケットの冷凍ケースの霜取ヒーターが漏電してPOSシステムのモデムのヒューズが切れる現象などを経験しています。

これは下の電圧ベクトル図のように動力回路の漏電によりB種接地線を接続している中性線の対地電位が上昇するためで、電灯回路の対地電圧が約291Vになってしまう現象です。 波高値では410Vに達しますので、異常電圧対策のため電源回路にサージアブソーバをもつ電子機器が壊れたり、壊れなくても漏電ブレーカがトリップすることが起こります。
原因は、動力用変圧器と電灯用変圧器のB種接地極を共用しているためですので、解決方法は簡単です。
共用しているB種接地極を分離すれば良いだけです。
別の項で述べますようにB種接地は既定値上限に近い方が安全ですので、対策費用も安くてすみます。
ただし、両接地極間の電位傾度が地表に現れると危険ですので接地極はなるべく離し、かつ深く埋設する必要があります。 電子機器が普及する以前は問題にならなかったことですので、ほとんどのキュービクルは、B種接地を共用しています。 特に、完全地絡を起こしやすい3相200Vヒーターがある事業所では対策をお薦めします。

説明図
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